蔵王とInsta360goとふるさと納税と旅行支援と私

 先週末蔵王に行ってきました。学生のころサークルのスキー合宿で行って、その後何度か個人でも行きましたが、蔵王でスキーは20年ぶりくらいです。
  
 蔵王といえばなんといっても温泉...ではなく、山頂への道の男塾っぷり。てっぺんまでの経路がロープウェイ一本しかなく、しかもそれの整理券の争奪戦がものすごくて次の日の分が前日の朝にははけてしまうという、戦後の食糧配給かよ! といいたくなるような状況でした。しかし、その後風のうわさで山頂ロープウェイが新設のものに置き換えられ、だいぶましになったようなことを聞きました。が、結論から書くとあまりよくなってませんでした。
 
 確かにロープウェイはよくなってました。

 フニテルという、谷川岳天神平にかかってるのと同じ2本支えで風に強いタイプで、しかもゴンドラみたいに複数カゴがついてました。

ja.wikipedia.org

 どうでもいいですが、フニテルっていえば動物のお医者さんだなと確信してましたが、アレはハムテルでした。
 

mangapedia.com 
 で、それが、1日目の朝、ロープウェイの動き出す朝8時30分に地上駅についたらすでに長蛇の行列ですよ。乗れたのは40分後。山頂線への乗り継ぎでまた20分待ち。それでもまだいいほうで、昼過ぎには2時間待ちとかになっていたようです。まあそれでも、整理券なしで待つのを我慢さえすればその日のうちに山頂に行けるわけですから、確かに前よりはよくなったのかもしれません。ただロープウェイかけ替え後も2017年くらいまではまだ整理券配ってたみたいなので、インバウンド需要がフルパワーで回復するとまた整理券発動するかもしれないです。
 
 あと、無理して麓からロープウェイに乗らずとも、黒姫ゲレンデまで車で行って、そこからクアッドリフトで上に上がってもロープウェイ山頂線に乗れる、と気づいたのは現地で一日滑ったあとでした。こちらは駐車料金も無料だしほぼ待ち時間なし。ただし、こっちはリフト券売り場のパイプラインが1本しかなく、券を買うのに30分以上かかるというトラップ付きですが。こういう時こそ下記サイトで宣伝されているようなチケットの事前オンライン購入だろう!と思ったのですが、
www.zao-ski.or.jp

 こちらの自動発券機が黒姫ゲレンデには無いというトラップも。そんなにいちいち落とし穴掘らなくていいでしょう蔵王温泉さん。なんというか、この21世紀のAI全盛期に、塹壕戦で戦いあっているウクライナを連想させられます。

jbpress.ismedia.jp 
 それはさておき、貧乏人が蔵王なんてブルジョアなスキーリゾートに旅行に行くにはいろいろ財務支援を得る必要があります。

www.furusato-tax.jp

yamagata-ryokououen.com

www.driveplaza.com

 まあ天気重視で直前まで予約しなかったので、身分不相応の立派な旅館しか取れなかったというのもあるのですが、

travel.rakuten.co.jp

 それでも夕飯を宿ではなく外食にして、

tabelog.com

 今回の旅行総費用が家族4人で約7万円位。普通に全額自費だと軽く10万円以上だったと思います。そりゃスキー人口減るわ、って感じですよね。先に書いた学生のスキー合宿のころは、二泊三日でコミコミで2万円位だったと思うんですけどね。勝手な思い込みですかね。
 
 ところで、今回の旅行に合わせて下記のおもちゃを衝動買いしました。中古で。

 
 撮影した動画はこちらになります。

www.youtube.com 
 アクションカムは前にも5000円位のやつを持ってたのですが、去年の春犀川のカヌーで沈して流してしまったのと、「何がアクションカムだ! 防水コンパクトデジカメの動画モードで万全!」とか無理してひと昔前のソニーのコンパクトカメラをスキー場で使ってたら低温シャットダウン連続の上電源が入らなくなってしまい、今回やむを得ずの購入でした。しかしすごいですねこれ。手振れ補正が魔法のよう。光学手振れ補正がどうとか言っている場合でないですね。すでに世の中は後継機種のInsta360go2全盛、というのは見なかったことにしています。
 
 それにしても、1泊2日の国内スキー旅行で10数万円、強烈手振れ補正な極小カメラが1万円ちょっと、という数年前からは想像もできないような金銭感覚にいまいちついていけず、1食推定200円位の昨日の晩飯の残りを在宅勤務の昼飯に食べながら思いにふけるkamaでした。