海外向けのスタッドレスが案外良かった

 実は、今の車に変えてから最初の時も海外向けスタッドレスだったのですが、そっちは正直いまいちでした。

 北海道在住の知人複数人から「北海道の人はみんなブリジストンのブリザック一択だよ」と言われてはいたのですが、正規品の値段を見て「いやこの金額、ふつーの国産ブランド品との差額で5円チョコが何個買えるんだ...」と昭和な驚きを覚えました。その後、検索ページの最安値ソートで出てきた変な型番のを、何の疑問も持たずに脊髄反射でポチってしまったのですが、実はそれが海外向けの逆輸入?品だったようです。

 

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 志賀高原のこんなところにも何度か出かけたりしたのですが、スタッドレスそのものに求められる雪上/氷上性能は問題ないというか特にトラブルはありませんでした。

志賀高原の駐車場

 問題は普通のアスファルト、乾燥路面走行時の「コー」という音がかなり耳につくところでした。燃費も夏タイヤ比で平均リッター1kmは悪化していた感じです。

 それから5年たち、さすがに走行距離に関係なく買い替えたほうが良い、ということで今回物色したのですが、また凝りもせずにブリジストン、ブリザックの海外専用品の安さに目がくらんでしまいました。

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 ただ今回は、国内向けブランド「VRX2」相当、という文字を妄信し、改めてポチった次第です。ブリザックの売りであるところの発泡ゴムに差があるようで、国内版とは品質が違うらしいですが、実際乗ってみたところ今回は大当たりでした。まず、乾燥路面の走行音がうそみたいに静か。あと、燃費の劣化も以前ほどではありません。体感0.5km差分くらいでしょうか?  もちろん雪国走行も問題なし。なんでも今回のはヨーロッパ向けということで想定速度が180kmと、国内向けの160kmより高めに設定してあるとのことで、これで安心して法定速度外で走行することができます。